今日、テラスにカミキリムシの来訪。日本の約700種類のカミキリムシの中でも
最大級のシロスジカミキリ!
でもこれ、カミキリ初心者向けらしいです。見つけた時は、感激したんだけどなぁ。
なんといっても、その大きさがど迫力です。
たぶんあちこちにいるから、是非みつけてみてね。
ちなみに、生きている時は黄色いすじが、死んでしまうと白くなってしまうので
生きているうちに、よく観察しておくことを忘れずに。
注1;かぶとむしなんかと同じ虫かごに入れておくと、ずたずたに引き裂かれてしまう
恐れあり。
注2;と言う事は、捕まえようとする指も、ずたずたにされる恐れあり。
背中を指でおさえつけ、二本のヒゲの付け根をまとめて指で挟んで持てば、安全
に持ち上げることができます。そしてキイキイという、カミキリムシ特有の摩擦
音を発します。
<シロスジカミキリ Batocera lineolata>
体長 45−52mm。
クリ、クヌギ、シイ、ヤナギ、キリなどの
樹皮をかじって食べる。樹液にもよく やっ
て来る。どちらかというと夜行性だが、 日
中もよく活動する。
成虫は夏に現れて交尾し、クリの幹に強力
な大あごでかみ傷をつけ、その中に産卵す
る。孵化した幼虫は樹皮下を食害し、やが
て材部に穿孔して数年がかりで成長して行く。
1970年代の当時、兵庫県農試の山下優勝
さんは、シロスジカミキリの産卵場所が、栗
の主幹部の地上1m以下に集中していること
に眼をつけた。そして、この部分に新聞紙を
巻きつけておくだけで産卵を防止できること
を見いだし、現在でも、この方法で害虫対策
がとられている。
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