<冬でも花を楽しむ!>
河津温泉を流れる河津河沿いに、本州でもいち早く約500本の桜が咲き誇ります(町内全体で約8000本)。種類は河津桜といい、ヒガンザクラとオオシマザクラの自然交配種で、ソメイヨシノより濃い鮮やかなピンクの花を咲かせます。花もみごろになった頃、河津川では夜間のライトアップが行われ、夜桜見物といった楽しみ方もできます。
約20種類の紅白梅3000本が3万平平米の園内に広がります。東伊豆へのアクセスは海岸沿の国道135号線が一般的ですが、この季節少しまわり道をして中伊豆修善寺経由でおいでになってはいかがでしょうか。
大川温泉の大川自然椿園において、美しいやぶ椿の群生が鑑賞できます。
<雛のつるし飾りまつり> 1月20日〜4月7日
稲取温泉では古くから、おひな祭りの雛人形とともに雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾る習慣がありました。つるし飾りは、ちょうどクリスマスツリーにさげるオーナメントのような小さな飾りを連ねたもので、ちりめんでひとつひとつ手作りされます。様々な種類があり、それぞれ意味を持っています。例えば、白くてまるい赤目のうさぎの飾りは病気を退治する力を持っている、とがったとうがらしの飾りは虫よけ、つまりわが子に悪い虫がつかない、などどれも子供の健やかな成長を願ったものです。期間中は、常設展示会場でつるし飾りをご覧頂けるほか、稲取温泉内の商店や食堂でも楽しむことができます。また、つるし飾りや手作りキットの販売もされています。